目医者での目の検査

「さあ、前に出ている数字を読んでごらんなさい」

「どの数字ですか?」

「ここの黒板の数字だよ」

「どの黒板ですか?」

「壁に掛かった黒板だよ」

「どの壁ですか?」

「お宅にはメガネは必要ありませんなあ。お宅が必要としているのは盲導犬ですよ」と目医者は結論を下した。

「盲目犬と一緒に何をするというのでしょうか?」







"Lesen Sie mal die Zahlen da vor!", sagt der Augenarzt zu einem Patienten.
"Welche Zahlen?", entgegent der Patient.
"Na, die an der Tafel da!"
"Welche Tafel?"
"Die an die Wand haengt!"
"Welche Wand?"
"Mein Herr, Sie brauchen keine Brille, Sie brauchen einen
Blindenhund", folgert der Augenarzt.
"Was soll ich denn mit einem blinden Hund?"





目医者さんは患者さんに、「あなたに必要なのは”盲導犬”だ」と言ったのに、
患者さんは「わたしに必要なのは”盲目犬”か?」と理解したのです。

 どうしてでしょう? 

患者さんは本当に目が弱いのかも知れませんし、天邪鬼かも知れませんね。
目の方は弱くても、耳の方は”強い”ようですね。

Sie brauchen einen Blindenhund. と先生はおっしゃったのですが、

患者さんの耳には、

Sie brauchen einen ”blinden Hund(Blindenhund)”. と聞こえたのですよ。

そう聞こえたとしても患者さんの耳が”弱かった”とは言えないと思います。
むしろ、目に比べれば、”強かった”と言えると思います。



 先生のおっしゃったことは正しかった。
 患者さんの耳に聞こえたことも正しかった。

 どちらも正しかった。

 つまり”盲導犬”も”盲目犬”もドイツ語のそれを耳で聞くと同じということにならないこともないのですよね。

 次に チェコ人が目医者にやって来た

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