おばあちゃんは自転車で出かける準備をしている。
孫娘が訊いた。
「何処へ乗ってゆくの?」
「墓地までよ」とおばあちゃん。
「だったら自転車は誰が家に戻しておくの?」
Fahrradtour
Oma macht sich fertig, um mit dem Rad wegzufahren.
Fragt die Enkelin:
“Wo fährst du denn hin?”
“Zum Friedhof, mein Kind.”
“Und wer bringt das Rad wieder nach Hause?”
孫娘は何を思ったのでしょう。
良くは分かりません。
自転車で墓地に着くとおばあちゃんは消えてしまう?
ツアーの終点では自転車しか残らなくなってしまう、とか。
何ともシュールなドイツ語でのやり取りですね。
★ ★
私も自転車を乗ることが多いですが、
出発の準備をしていると、連れ添いが聞いてくる。
「どこへ行くの?」
どこへ行こうとおれの勝手じゃないか!?
と言い返したくなるのを抑えて、こう応える。
「うん、ちょっとそこまで」
「そこまでって、どこまでなの?」
「だからちょっとそこまでだよ」
「なに言ってるのよ。
ちゃんとはっきり言ってよ」
「だからはっきりと言っているだろう、
ちょとそこまでと」
「そこまでって、どこなのか聞いているのよ」
「ちょっと角を曲がった所まで、
墓地までじゃないから、心配ないよ」
追記、
本日(2025年6月19日)、「フィンランド語は猫の言葉→」をたまたま読み始めたら、
上での変な会話について著者の稲垣美晴さんも言及していました。
まったく同じことを考えていたことにちょっとビックリしました。
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