←煮豆が大好きな男(日本語訳)
Es war einmal ein Mann, der unheimlich gern gekochte Bohnen aß.
Er liebte sie, aber leider hatten sie immer so eine unangenehme
und irgendwie "lebendige" Wirkung bei ihm.
Eines Tages lernte er ein Mädchen kennen und verliebte sich in sie.
Als sie dann später heiraten wollten, dachte er sich:
"Sie wird mich niemals heiraten, wenn ich nicht damit aufhöre."
→煮豆が大好きな男 第二話(ドイツ語)
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Es war einmal ein Mann, der unheimlich gern gekochte Bohnen aß.
Es war einmal 云々と始まる文は、メルヘンによく見出されます。
グリム兄弟のメルヘンを紐解くと、大抵この言い回しが冒頭に出てきます。
手元の、例えば、Die Zwölf Brüder (クリックするとリンク先に飛びます)
というメルヘンを開くと、こんな書き出しになっています。
Es war einmal ein König und eine Königin, die lebten in Frieden
miteinander und hatten zwölf Kinder, das waren aber lauter Buben.
といった次第です。
昔々、ある所に王様と王女様がいました。子供が12人、全部男の子ばっかりであった。
このメルヘンの続き、御存知ですか?
わたしはまだ全体を読み通したことがないのですが、
ちょっとだけ読み進めたところ、ちょっと怖い話の展開になるのかもよ、でしょうか?
子供が全部で12人ですか!?
ちょっとスゴイですね。まあ、それはそれとして、
ところで、ドイツ語メルヘンの書き出しに関連してドイツ語文法上の話になりますが、
王様と王女様と記されているように、ドイツ語的には主語は複数になっている
筈なのに、
Es war 云々 と始まっています。
このメルヘンの書き出しは
Es waren 云々 となるのが正しいのではないのかなあ?
といった、もしかしたらどうでも良いような疑問が沸いてきました。
どう思われるでしょうか。
unheimlich、weirdly
Bohnen(P)→単数形 Bohne(F)bean
unangenehm、unpleasant
lebendig、 bubbly
Wirkung(F)effect、 outcome
Eines Tages ある日のことでした、、云々と話が続いてゆきますね。
lernte kennen → kennen|lernen、
verliebte sich → sich verlieben、
damit → da+ mit
aufhöre → aufhören、
つづく→ 大好きな煮豆を諦めた男?
* *
このある男とは、もしかして、こちらの野菜市場に行かなかったでしょうか!?
いろいろな野菜を一キロごと購入していましたよね。
そして、最後にはお豆も購入したかったのですが、哀れにも販売人に断られてしまいましたよね。
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