社長と共に誰かが逝ってしまった?



「聞いたかい。うちの社長が亡くなったんだよ」

「うん、でもずっと不思議に思ってるんだが、
 社長と一緒に誰が亡くなったんだろう」

「社長と一緒に、それはどういうことなんだ」

「だってさ、訃報には、
 社長と共に我が社の最も有能な従業員の一人が亡くなった、
 と書いてあったよ」




"Hast du gehört? Unser Direktor ist verstorben."
"Ja, und ich frage mich die ganzen Zeit, wer da mit ihm gestorben ist."
"Wieso mit ihm?"
"Na, in der Anzeige stand doch: Mit ihm starb einer unserer fähigsten Mitarbeiter..."




ドイツ語を話し大抵のことは理解出来ると自負している人でも、
ときには誤解してしまうのかもしれないといった例の一つかもしれませんね。


書いてあることを正しく理解できていないこともあるという悲喜劇、
解釈するに不思議を感じたり感じなかったり、自分は正しいと思っている、間違っているとは考えない。
その可笑しさというのか、悩ましさというのか、ドイツ語でのコミュニケーション。


これはジョークに過ぎないと思いますか。

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