「ねえ、ママ、昔の兵隊さんたちはいつも裸だったの?」
とリカルド君の質問。
「そんなことはないわよ。どうしてそんな風に思うのかしら?」
「だってぼくの本の中のここに、
”兵隊たちは祖国を守るために裸になった”と書いてあるんだよ。」
"Mama, waren die Soldaten früher immer nackt?", fragt Ricardo.
"Nein, wie kommst du denn darauf?"
"Hier in meinem Buch steht, dass die Soldaten ausgezogen waren,
um das Vaterland zu verteidigen."
*
Die Sodaten waren ausgezogen, um das Vaterland zu verteidigen.
このドイツ語がちゃんと読めるかどうかですね。
どう解釈するか。
* *
リカルド君のドイツ語文解釈は正しくなされたのではなかったのでしょうか!?
ママはそんなことはないわよ、とリカルド君の解釈を否定しましたね。
何が問題なのでしょうか!?
ドイツ語教育?
ドイツ語そのもの?
以前からもわたしなりに言及しつづけていますが、
ドイツ語にもいわゆる ”同音異義語” があるという問題、
つまり解釈に混乱を来たらすような単語がいくつかあるということを書きました。
ところで、そういえば、昔の兵隊さんの話ではなくて、昔の、古代ギリシャのオリンピックの参加選手たちは裸だったということですよね。
そんな昔の話にリカルド君は懐かしさを感じた、ピーンと来たのかも知れませんね。
日本語では「裸の付き合い」といった表現もありますし、
人類の始祖とされるアダム、エバもそもそも裸だったという話も伝わっていますよね。