今年最後のドイツ語文法習得事項:接続法!?
学校でのドイツ語授業:テーマは”接続法”
今年最後の授業です(笑)。
担任の女の先生は例を一つ挙げて、クラスの皆に訊いた。
「小さくて灰色は何でしょう?」
女生徒が答えた。
「マウスよ」
先生
「その通り。
でもネズミでもあり得ますよねえ」
さて、先生はクラスの生徒たちに同じような例を上げるように求めた。
女の子が手を挙げて質問を出した。
「丸くて赤色はな~に?」
先生が答えた。「トマトね」
その女の子が応じた。
「その通り。
でもイチゴでもあり得ますよねえ」
フリッツ君が手を挙げて質問を出した。
「中に入れた時には長くて固くて、
また引き出すと小さく柔らかいのはな~んだ?」
女の先生は顔が赤くなった。
フリッツ君も同じように顔が赤くなった。
そしてフリッツ君はニコニコしながら言った。
「その通り!
でもそれはチューインガムでもあり得ますよねえ、」
Deutschunterricht: Konjunktiv→ドイツ語
どこに接続法が見いだされるのでしょうか!?(笑)
ここだけの話、いやわたしの個人的な”不思議な”思い、
この”接続法”という文法用語?
フリッツ君の質問に託けているわけではありませんが、
何と何を接続しているのでしょう。
* *
何々であり得る、あり得るかも、あり得たかも、という意味合いのところに
ドイツ語の接続法が使われていること、お分かりのことと思います。
そして接続法の使い方もこれで完璧に習得できたことでしょう。
接続法を体得するには教えてくれる先生の口調も真似ることが必要である
かのようですねよねえ。
2017年もこれで以って無事に終えることが出来るようですよね。
そして、新年からのドイツ語も信念と安心と躍進のドイツ語であるということですよねえ。
Mit dem Konjunktiv kann man zuversichtlich ins neue Jahr rutschen.
接続法の könnte は使う必要が全然ないでしょうね(笑)