ある顧客がテクニカル・サポートに電話を入れた。
自分のコンピュータが変なのだ。
技術者
「いったいどんな問題が起こるのですか?」
顧客
「コンピュータの電源ユニットから煙が出て来るんだよ」
技術者
「そういうことだと、長々と話をする必要はないですね。
新しい電源ユニットが必要です」
顧客
「いいや、そんなことはないと思うよ」
技術者
「 いいや、そういうことです、確かに。」
顧客
「そうじゃないよ! スタートデータだけを新た設定しなければならないんだよ!」
技術者
「わたしの申し上げることを信じて下さい。電源ユニットは故障、新しいのに取り替えなければならないのです」
顧客
「そんなことはあり得ない。誰かがオレに言ったんだ、単にスタートデータを変えれば良いんだって、そうすれば元通りに機能するって。でオレが知りたいのは Config.sysファイル の中にどのコマンドを書き入れなけれならないのか教えて欲しいということなんだよ!」
10分後であっても顧客は未だに納得しない。自分は正しいと確信している。
技術者はフラストレーション状態になり諦めた。
「そうだなあ! こんなことは普通、我が社のお客様にはお伝えしないことなのですが、ドキュメントされていないDOS命令があるんです。それを使えばこの問題は解決出来ます」
顧客
「そうだろうそうだろう、分かってたんだ、やっぱり!」
技術者
「config.sysファイルの最後の行の次に LOAD NOSMOKE.COM(煙をロードしない)という命令を組み込まなけれならないんです。動いたかどうか教えて下さい」
更に10分が経った。
顧客
「動かないよ! 電源ユニットからは相変わらず煙が出てくる!」
技術者
「そうですか、DOSのバージョンは何を使用しているのですか?」
顧客
「MS-DOS6.22だよ」
技術者
「正にそれがお宅の問題なんですよ。このDOSバージョンにはまだNOSMOKE.COMが組み込まれていないのです。マイクロソフトに電話を入れて、アップデートを求めて下さい。わかったらどうぞ、知らせて下さい」
一時間後。
顧客
「新しい電源ユニットが必要だ」
技術者
「突然どうしてそんなことになったのですか?」
顧客
「あのねえ、マイクロソフトに電話を入れたんだよ。でお宅がオレに言ったことを伝えたんだよ。そうしたら電源ユニットのメーカー名やその他詳しいことをオレに訊いてきただよ」
技術者
「で、マイクロソフトは何て言ったのですか?」
顧客
「オレの電源ユニットは NOSMOKE.COM とは互換性がないと言ってきたんだよ」
Nrtzteil →
* *
わたしのデスクトップの電源ユニットも一度、煙を出したというのか、きつい焼けた臭いを吐き出し、驚いて直ぐに電源を切った覚えがあります。
ああ、電源ユニットが故障してしまったのか!?
しばらく経ってからまた電源を入れました。焼けた臭いはまだ部屋の中に残っていました。
電源ユニットを仔細に観察してみました。何かが焼けたのは何らの疑いもない。
電源ユニットをコンピューター本体から慎重に取り出しました。
電源ユニットのカバーを開けて中を点検、線が一部焼けた後が見えました。
中はホコリだらけ、多分、中のホコリが加熱で燃えた、序に電線にまで火が点いたと判断しました。
電気掃除機を使ってユニットの中を徹底的に掃除しました。
ユニットをコンピューター本体に戻しました。
コンピュータのスイッチを入れました。
電力不足でしょうか、コンピュータは立ち上がるような素振り、つまりファンの回転音を聞かせて呉れたかと思ったらプツンと電源が切れてしまいました。
スイッチをもう一度押しました。またも立ち上がりそうで立ち上がりませんでした。
一、二時間後にまたスイッチを入れて見ました。
一度目は立ち上がりそうでしたがやっぱり電力不足でしょうか、立ち上がりませんでした。
直ぐに二度目のスイッチ入れ、ダメ。三度目のスイッチ入れ、ダメ。四度目のスイッチ入れ、ダメ。
スイッチを指で押したまま様子を見るようにしました。
立ち上がるか?
とうとう何度もトライをした後で、いつもの聞き慣れた立ち上がりのピッっという音が鳴り出し、モニターの電源ランプもダイダイ色から緑色に変わり、コンピュータは立ち上がりました!!
* *
コンピュータの動作傾向を知るようになりました。
長い間、一日でも使用しないで電源を切ったままにした後、いわば久しぶりに電源を入れるとやっぱり最初は立ち上がりません。電力不足でしょうか。何度か電源スイッチを押したり、様子を見たり、押したりしているうちに立ち上がりの為の電力が十分に貯まるのでしょうか、結局は立ち上がります。
何度もそんなことを体験しています。
電源ユニットを新たに取り替えなければならないと思わされながらも、確信はまだしていません。
尤も何度確信に至ったことでしょうか!? どの電源ユニットを購入しなければならないか、インターネットでリサーチしたり、自分PCと互換性のあるものを選択しようとしていました、ファン音が静かなもの、もっと電力Wっとがわっと大きいもの、色々と購入する前の研究をしました。
が、結局、まだ生き延びています。買え替えにはまだ至っていません。
相変わらずPC購入時の元々の部品として機能しています。
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