アラビアのシャイフがドイツで3週間の休暇を過ごした。
戻ってくると、友人たちが尋ねた。どうだったのか、と。
「ああ、素晴らしかったよ。3週間ずっと雨が降りっぱなしだったんだ」Urlaub mal anders→
* *
自国にないことを体験出来て、シャイフも喜んだのでしょうね。
それとも休暇国への当て付け? それこそジョーク?
尤も、昨今のドイツやオーストリア、つまりヨーロッパ中、暑いこと暑いこと、
雨でも降って少しは涼しくなって貰いたいぐらい。
日中のバカ暑さとは違って、早朝の、まだ暑さが感じられない、
でも予感する、そんな朝の涼しさは早起きしないと体験できない。
窓という窓を全部開け放つと何とも肌に気持ちいい大気が待機していたかのように
どっと押し入って来る。室内にこもりっぱなしの人の息もいっぺんに追いやられる。
清々しい朝の一息。外では朝日が輝き始めている。
2、3時間もすると太陽が強烈な光線を送り始める。
今日もまた暑くなりそう。天気予報によると、今年最高の摂氏40度近くなるかも。
そんなヨーロッパの夏。どのようにこの暑さに対処してゆくか?
日陰でじっとしている、涼を求める。余り動かない。
水分を大量に体内に取り入れる。そんな日曜日となるのかも。
(2013年7月28日追記)
「パパと一緒の休暇」(ドイツ語、ドイツのベストセラー作家の作品、ヒットばっかし)というお話、読まれたことがありますか。ユーモアに溢れていて、気楽に読めるかも。ドイツテレビで放映されたDVDもあり。
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