オアシスを目指す砂漠の3匹のカメ?




3匹のカメが砂漠で暮らしていた。
一年に一回、3匹はオアシスへと足を運んだ。
力強く乾杯が出来るようにと伝統に従ってそれぞれは自分のコップを持参した。



今日、またもその日がやって来た。

3匹のカメは出発進行。

2週間、

4週間、

6週間!

8週間後にやっとオアシスに到着した。


喉はカラカラ、三匹は水へと突進、カバンからコップを取り出した。
と、あれっしまった!
実は3匹目のカメは自分のコップを忘れてきてしまったのだった。

「さあ、これから戻って取って来いよ。
 コップなしでは乾杯出来ないんだから!」

「君たち、約束してくれなければならないよ、
 ボクを抜きにして乾杯は始めないと」

「分かった。君抜きで乾杯はしないよ!」

ああ、良かった、と件のカメは元の道を戻って行った。

2週間、

4週間、

8週間、

16週間と経っていった、、、

半年が経っても相変わらず戻って来ない。
残った2匹のカメの一方が相手に言った。

「なんという事だ、もう乾杯しようよ、
 奴がどこにいるのか、戻って来るのか分かったもんじゃないよ!」

「そうか、君がそんなに言うなら」

2匹のカメはコップを満たし、力強く乾杯をした、
そして飲もうとしたちょうどその時だった、
あの3匹目のカメが藪から飛び出してきた。怒った叫んだ。

「やっぱり、ボクは出発しなくて良かった。
 最初から分かってたんだよ、
 君たちはボク抜きで乾杯を始めるっていうことを、」

Schildkröten→








カメって砂漠で暮らすことができるのでしょうか!

それこそジョーク?

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