ドイツ語前置詞:bis 何のこともない!?


ドイツ語の前置詞 BIS bis BiS biS について。ちょっとだけ。

Der neue Lehrer sagt:
"Ich stelle euch jeden Montag eine Frage. Wer eine Frage richtig beantworten kann, muß bis Donnerstag nicht in die Schule."

生徒のウドー君は先生の質問に運良く?答えることができました!
ウドー君はその週の月曜日、颯爽と教室を後にしました。先生が宣言したように、学校(授業)に来なくとも宜しいということなのですから。

ウドー君は多分、勉強が好きではないのかも知れませんね。
また新任の先生も生徒たちは勉強が好きでないことを知っているのでしょうか。





   *  *

さて、こここで私からの質問です、わたしは先生ではありませんが。
ウドー君はまたいつ学校にやってこなければならないのでしょうか。
これが質問です。ウドー君になったつもりで考えてみてください。

簡単な質問ですね。
質問は簡単、でも回答はちょっとむずかしいかも。
つまり正解は以下のどれにかになるのでしょうか、あなたの見解はどうでしょう。

1.
ウドー君は火曜日、水曜日と学校に来る必要はない。でも「木曜日」には登校しなければならない。
 
2.
ウドー君は火曜日、水曜日、木曜日と学校を休んでも良いが、「金曜日」には学教にまたやって来なければならない。

3.
ウド君は火曜日、水曜日、木曜日と学校を休んでも良いが、「金曜日」には学教にまたやって来なければならない。でも金曜日の次は土曜日、そして日曜日と続くから、3日連続して休んでしまえば良い。
来週の「月曜日」にまた学校に顔を出せばよい。そして先生からまた新たな質問を受けられることを期待する。週末は学校に行くこともなく自分の好きなことをして過ごす。






   *    *

前置詞の BIS。 別に何のこともない?

Bis morgen! じゃあね、また明日!
bis Ende der Woche 今週末まで。

von Montag bis Donnerstag  (例えば、何かの受付は)月曜日から木曜日まで
月曜日、火曜日、水曜日、木曜日と4日間(有効)、受付られる?
それとも、月曜日、火曜日、水曜日と3日間(有効)のこと?

つまり、普通、bis Donnerstag は「木曜日」も含む、含まない?

一日は24時間、木曜日だって午前0時から真夜中の午前0時までという24時間の幅があります。
水曜日から木曜日になるその瞬間を堺にして、運命が決定することもあるかも?(笑)

「何々をするのは”今日”までよ」と急かされることがあります。
そうするとわたしはこう答えます。
「”今日”はまだ終わっていないよ」

「何々をするのは”今日”までよ」の意味も実はその真相は事情によっては文字通りの?午前0時までのことを意味しない。

 例えば銀行での振込は普通?午後3時以降は翌日扱いになってしまう。”今日”までに振り込んでくださいという要求も、実は午後3時まで(またはその前まで)に行動を起こすことが要求されている。

”今日”までよ、とは午後3時前までよ、のことを意味している らしい。




   *   *

この Bis という前置詞、別の前置詞と一緒に使われることがあります。
前置詞が2つも続けて出て来て戸惑ったということ、ありませんか。

2つも続けて出てくるなんて、間違っているのではなんて、思ったことがありません? 
まだお目にかかったことない?

例えば、 Ich habe alles gesehen, bis auf das Stadthaus.

Sie waren bis an die Zähne bewaffnet.


もちろん、単独で使われていることも多々、普通ですね。

bis nächsten Freitag

von München bis Berlin

Es ist von A bis Z falsch.

Warten Sie bis 4 Uhr.

Also, bis nächsten Mal! 

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