飛行機のガソリンが切れた、中の4カ国人はどうする?




オーストリア人のパイロット、
そしてドイツ人、フランス人、ロシア人が飛行機に乗っていた。



と突然、飛行機にはガソリンがなくなった。

 オーストリア人が言った。
「ここにはパラシュートは3個しかないんだよ」

 直ぐにもフランス人が一個取った。
「おれには家族がたくさんいる、
 生き延びなければならない」

 ロシア人も一個取るなり言った。
「オレは偉大な政治家だ、
 オレも生き延びなければならない」





 さて、今や飛行機の中はドイツ人とオーストリア人の二人だけ。

 ドイツ人が嘆いた。
「もう一個だけしかないよ、誰が飛び降りるべきだろう、
 オレかそれとも君か?」

「我々二人ともだよ。
 あのロシア人、間違ってリュックサックを取って行ったのさ」
 オーストリア人は答えた。



なぜ、突然ガソリンがなくなったのでしょう?
そういう話の流れにしないとジョークが続けられないからでしょうね(笑)

パラシュートとリュックサックとは見た目が同じだったのでしょうね。
どちらもカーキー色だったし、形態も携帯に便利に出来ていた?

   *  *

各国人の特徴が良く出ていると思いませんか。
オレは偉大な政治家だ? 一体誰のことでしょう!?

ところでフランス人もロシア人もドイツ語が出来たのでしょうか。
それともそれぞれの国語で自分の意思を表示したのでしょうか。

ドイツ人とオーストリア人はもちろんドイツ語を話すという共通点があって、
ドイツ語での意思疎通が出来るのでガソリンが切れても? 落ち着いたものですね。
我先にといった気持ちは最初から持っていなかったかのようです。



          *   *

ところで、ちょっと気になったのですが、
飛行中にガソリンが切れるなどということはそもそもあり得るのでしょうか!?
ドイツ語ジョークの中での出来事だからあり得るということになるのでしょうね。


ドイツ語で表記したものを、または日本語に訳したものを読んでほくそ笑んでいる外野席(飛行機の外、地上)の余裕綽綽の我々でしょうか? 飛行機の中の一人でなかったことに安堵している?

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