先生の年齢を当てた

担任の先生が質問をした。
「先生は多分何才かな?」

「44才です」
 とフリッツ君が答えた。

「その通りだ! どうして分かったのかな?」

「僕たちの通りには半分バカが住んでいるんです。その人は22才です!」



Der Lehrer fragt:"Wie alt bin ich wohl?"
Fritzchen antwortet:"44."
Lehrer:"Richtig! Wie bist du denn darauf gekommen?"
Fritzchen antwortet:"Bei uns in der Straße wohnt ein Halbidiot, der ist 22!"






          * 

 フリッツ君は頭が悪くはないんですね。ちゃんと算数が出来るようです。
 担任の先生の年齢までも当ててしまう。

 で担任の先生は何をかを悟ったのでしょうか!?


         * 
  
 半分の2倍は、、、"全分"ですよね、確か。それとも、全部、完璧、、かな。

 Vollidiot
 ドイツ人作家の Tommy Jaud も同じタイトルの作品もあれば、それが映画にもなっていますね。
 あるインターネットユーザーが述懐していますね、
 この本を買ってしまったオレはVollidiotだった、と。
 ドイツ人は自分を茶化すことが好きなのでしょうか。
 
 この作家はまた  "Hummeldumm" といった何だか奇妙なタイトルの作品。
 当時(当時とは? 2012年頃かな)ベストセラーになりました。

 そうか、そうか、ということでわたしもオーディオブックで聞きましたが、
 どうも話の流れについていけませんでした。
 わたし好みではなかったのかも。
 ドイツ人好みだったのかも。


 Vollを抜いた Idiot というタイトルで思い出すのは、ロシアの作家の作品。
 ご存知ですよね。長編、日本語で読まれた方もいらっしゃるでしょう。
 ドイツ語でも読めるようになっています。

 ロシア語が出来る人ならば、ロシア語で読まれる人もいらっしゃることでしょう。

 
 作品を原語で読むことの愉しさ。
 そんな愉しみを求めて今日も原語との付き合いは続きます。

 ドイツ語の原語(言語?)で作品を読んでいる今の自分、
 そんな自分を昔、想像できたことだろうか!?

 想像できなかった、と思っていたと思っていました。
 ところが、どうでしょう。
 今、自分をドイツ語原語を読んでいる、読もうと努めている。
 まったく信じられないことが起こっている、
 と想像できなかった頃の自分から見ると本当に不思議だ。

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