夜、帰宅、夫婦の会話


ご主人が仕事を終え、夜遅くなってから帰宅した。
玄関では奥さんが今か今かと待っていた。

「もう帰って来ても良い頃合いよね。
 あのねえ、あなた、想像出来て、浴室の蛇口から水が漏れているのよ」

ご主人は仕事でストレス気味、こう答えただけ。
「おれは配管工かい?」

ご主人は電気を点けようとした。でも点かない。奥さんが言った。
「そうそう、電気もあなた、修理しなければならないわよ!」

「おれは電気屋かい?」


      *   *

翌週のことだった。
ご主人は緊急の商用旅行に出なければならなかった。

家に戻ってくると、電気は点くし、蛇口の水漏れもなくなっていた。
どうやって直したのか、また誰が直したのか、と夫は奥さんに訊いた。

「家主さんにやってくれるように頼んだのよ」

「家主はどのくらい要求してきたんだ?」

「支払として家主さんはケーキ一つ、またはあたしと一緒にベッドを共にしたかったのよ」

「で家主にはどんなケーキを焼いたんだ?」

「あたしはケーキ屋さんなの?」


Berufe→
 


夫婦間の会話というものは、わたしは思うのですが、
いつも行間を読まないととんでもないこと
(つまり夫婦喧嘩のことですが)に発展しないとも限りませんよね。

奥さんから「あなた、浴室の蛇口から水が漏れているのよ」
と聞かされたら普通の?ご主人だったらどう思うのでしょうか。

水漏れを止めて(修理して)」というメッセージとして受け取るご主人もいらっしゃれば、
水漏れという事実報告を情報として受け取るご主人もいらっしゃることでしょう。


このジョーク上の夫婦について言うと、ご主人はそれなりに先回りして読みが深かったと言えるでしょうね。
奥さんも文字通りのことを言いたかったのではなかった、言外の意味が込められていた、ということが分かりますよね。

奥さんはご主人に一本、ではなく二本取られたので、今度は一本だけでも取り返したという次第ですね。


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