ドイツ語早口言葉でドイチュ語発音が改善される?




 
 Fischers Fritz fischt frische Fische,
 frische Fische fischt Fischers Fritz.


 
 Mischwasserfischer heißen Mischwasserfischer,
 weil Mischwasserfischer im Mischwasser
 Mischwasserfische fischen.

 



英語では Tongue Twister と言っていますが、
 有名どころとして、多分ご存知の 
 She sells seashells by the seashore.がありますね。

 ドイツ語では Zungenbrecher と言っているようです。
 最初に挙げた例では全ての単語が F または fで始まる文ですね。
 日本語にはない F 音の発声練習にもなっているかのようです。

 最初はゆっくり、慌てず、意味を考えながら、発音してみましょう。
 何度か繰り返していると正確に言えますよね。

 段々とスピードを上げてみる。

 早く言えるようになったら、間違いなく空で言えるようになったら、
 あなたは、そして誰でも早口言葉の達人になれる可能性は十分にあるかと思います。




       *   *

 ドイツ語の発音は簡単だ、とよく言われますが、
 だれがそんなことを言ったのでしょう!?

 本当に簡単ですか!? 文字通り読めば良い? 

 地元の日刊紙、第一面は Muttertag を話題にするような記事。
 そこに Hortensien という単語が写真と一緒に出ていたので、
 ドイツ語原語をそのまま文字通り読むように発音して
 朝食のテーブルでベターハーフに訊いた。

 「我家の庭にはホルテンジエン は咲いているだろうか!?」

 「ええ?」

 通じない ようだ。
 もう一度、ゆっくり単語の綴り通りに言った。

 「ホ ル テ ン ジ エ ン」

 「何を言っているのか分からないわよ!」

 とまたも突っ返されてしまった。

 じゃあ、というので新聞紙面をみせながら、
 これだよ、と指したら、

 「ああ、”ホァ テン ズィエン” のことね」

 と返ったきた。
 テンと強く、
 アクセントを付けて読まなければ通じません!

 何が間違っていたのか!? 
 文字通りに読んだのに通じないとは!

 つまり文字通り読んだからとて通じるとは限らないのかも。

 文字通り読んだとしても読めた(読んだ)ことになるかもしれませんが、
 その意味が(相手に)通じる、または通じたとは必ずしも言えないこともあるのですよね。

 同じような例を思い出しました、
 よく日本人の外来語発音の可笑しさが取り上げられていたのを。

 それは ハ ン バー グ で有名なマクドナルド店。 
 マ グ ド ナ ル ド と単調に言っても発音しても本国人には通じません、と。
 ハ ン バー グ も然り。

 でも日本人同士では簡単に通じることになっているらしい。


  *   *

 日本語の早口ことば。
 有名どころとして知っているのは 
 Namamugi Namagome Namatamago.
 または 
 Tonarino Kyakuwa Yoku Kakikuu Kyakuda.

  日本語早口言葉(Wikipedia) の中で、
 ドイツ語では通常「ツンゲン・ブレッシャ」(Zungenbrecher)と呼ばれている、
 と記載されていますが、これは ブレッシャ ではないでしょう!? 

 まさに書いた人のツンゲンがブレヒャ? ブレヒャー? ブレッヒャ? ブレッヒャー? 等々と
 続いて到頭ブレッシャしてしまったのかも(笑)。

 他にも日本語の早口言葉の例たくさん


 ドイツ語早口言葉の例Bitte schön!→ ドイツ語発音練習に精を出してみますか。

 因みにドイツ語発音を正しく実践したい人へ
 Ich REDE. Ein Hoch auf Deutsch   [Audiobook] (独語オーディオブック)これは面白いし、お奨めです。

 例えば R の発音も場合によっては変化する、知ってました?
 またはこちらから→ ドイツ語に乾杯!?


 早速 R の発音練習にどうぞ!
 
 Wenn hinter Robben Robben robben,
 robben Robben Robben nach.


 

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