ドイツ語で数を数えることを考えてみた



ドイツ語で数えることが出来ますか? 

日本語でいう 一、二、三、四、五、六、、、、、云々云々です。

最初の方は簡単に覚えてしまうでしょう。言えるでしょう。

それでは、以下に(如何に?)ドイツ語で数字を言ってみましょう!

数字/読み方
1 Eins
2 Zwei
3 Drei
4 Vier
5 Fünf
6 Sechs
7 Sieben
8 Acht
9 Neun
10 Zehn
11 Elf
12 Zwölf 

13 Dreizehn (翻訳すると ”3・10”)

14 Vierzehn (”4・10”)
15
16
17
18
19
20

さて、ここまでドイツ語の数字を読んできて、数えてきて、
ドイツ語の数字、13以降の読み方、言い方が
わたしには _ちょっとだけ_ 気に食わない!

何故か、左から右へとスムーズに流れないからだ。
今まで左から右へと流れていたのが、
突然! 右から左へと流れるからだ。

たとえば、13を取り上げて見ると、
Drei_Zehn と読むことになっている。

日本語のように(ジュウ・サンというように)どうして素直に、左から右へとスムーズによまないのか!?
どうして(ドイツ語ではいわば、サン・ジュウ)と読むのか!?

まあ、ドイツ語ではそう読むのですよ、と言われてしまっては反論、異論もあったものではなく、
それをそのまま鵜呑みにするしかないのだろうが、、、、 応用問題のフィンフツェーン Fünfzehn??




DreiZehn と聞くと、3、10のことか、
と思ってしまうことがしばしばであった。

DreiZehn は 13 のことだよ、
13 のことだよ、
13 のことだってば! 
Basta!
と自分に思い込ませるのに手間取った。

以下の14然り、15然り、16然り、17然り、18然り、19然り、
しっかり覚えよう。 

要するに、この13
一つの数字としては(日本語のように)Zehn_Drei とは読まないことになっている。
Zehn_Drei と聞くと、10,3 と思ってしまうこともしばしばであった。

13 は DreiZehn と読むのだ。

13 を ZehnDrei とは読まない!(らしい) 

13 を Zehn und Drei とも読まない。読まない!(らしい)

13 を Drei und Zehn とも読まない。読まない!(らしい)

とはいうものの これにならって、
たとえば、21 も Ein und Zwanzig と読まないかと思いきや、
そう、そういうこと、そう読むことになっている!

ところで数字を読みながら、遅らせばながら、と言おうか、
実は「ドイツ語の足し算」をやっていることに気がついた。

つまり、"Drei und Zehn" であろうと ”Zehn und Drei" であろうと、
足し算の原則として、答えはどちらも同じ13(DreiZehn)となる!

が、13 は "Drei und Zehn" とも ”Zehn und Drei" とも読まない!!!!!! 
もうくどいですね。”DreiZehn”と読む。
だから足し算をやっているのではないのでしょう。
  

   *   *

さて、ここまでドイツ語の数字を読んできて、数えてきて、
ドイツ語の数字、次からの21以降の読み方、言い方も
わたしには腑に落ちない。
  
日本語のようにニジュウイチと読めば良いのに、と思ってしまう。
(日本語の論理をドイツ語の論理に合わせようとするな! とどこからか聞こえてくるかのよう、笑)

日本語から、そして英語から、ドイツ語の世界に入ってきたわたすですが、
ドイツ語の世界での数字の読み方に困惑を感じ始めて、
要は慣れるしかない、慣れるしかない、と思いながら、
未だに慣れていないということなのか、慣れなれないのか、
それとももっと時間を要するのか、
ドイツ語で数字を読むときは一応OK! 

でも聞き手としてのわたすはもう変換に困惑。
数字が読まれたり、言ったりされたのを聞き取るに未だ”混乱”する。
”錯覚”する。これがわたしにとっては 大問題なのだ! と自分に向かって叫んでいる。
 
21  ein_und_zwanzig
日本語翻訳すると ”1と20”。
更に敷衍すると「この 1 と 20 を足すといくつか?」と
自分で質問を出して、
自分で答える仕組みになっているかのよう。

22 zwei_und_zwanzig (”2と20”)
23 drei_und_zwanzig (”3と20”)
24
25
26
27
28
29
30 
31  ein_und_dreißig (翻訳すると ”1と30”)
32
33 
34
35
36
37
38
39
40
41 ein_und_vierzig (翻訳すると ”1と40”)
42
43
44
45
46
47
48
49
50

どこまで続くのだろうか?

51 ein_und_fünfzig
(”1と50”を足すといくつか? と自分で質問して、自分で答えている! 相変わらず) 

52
53


60
61



70
71

80
81
 
90
91

99 neun_und_neunzig
100 (Ein)Hundert
101 EinHudertEins
(EinHundert_und_Eins とは読まないことになっているらしい、知ってた?)

102 EinHundertZwei(以下も同じ、und を挟んで読まない)

110

121

199
200

もうこのくらいで打ち止めにしておこう。

足しになったかどうか。


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